実は、筋肉をつくる力は、20代をピークに徐々 に衰え、70代になると約半分にまで減少すると いわれています。そのため、筋力を維持する ためには意識的にたんぱく質を補給することが 重要です。 年齢を重ねても丈夫な体や若々しいお肌でいる ために、たんぱく質を主成分とする「プロテイン」 を上手に活用しましょう。 管理栄養士監修 体の中のたんぱく質の生まれ変わりの周期はご存じですか? 肌の正常のターンオーバーが約 1ヵ月といわれているように、体の中のたんぱく質も分解と合成をくり返し、 時間をかけて新しい細胞が古い細胞と入れ替わります。生まれ変わりの周期はたんぱく質の種類によって異 なります。例えば、肝臓は約 2 週間、赤血球は約 4ヵ月、筋肉は約 6ヵ月かけてその半分が入れ替わります。 部位によっては実感するのに時間がかかる場合もあるため、プロテインなどでたんぱく質を毎日摂り続ける ことが大切です。 今回は、たんぱく質を主成分とする飲料「プロテイン」について 続けることの大切さをお伝えします。 たんぱくLife たんぱく質を賢く補給したい。プロテインを飲むおすすめのタイミングは? Vol.2 プロテインを 続けることの大切さ プロテインってすぐ実感できる? 出典:Am.j.Physio1.273(Endocrinol.Metab.36):E790-E800,1997 筋肉をつくる力 約半分まで減少 20 代 100 80 60 40 20 0 50 代 70 代 70代は20代の (年代) 48% 57% 100% 生まれ変わりの周期の目安 筋肉 約6カ月 血液 (赤血球) 約4カ月 肌 約1カ月 約2週間 肝臓 筋タンパク質合成速度(%)
通話料 無料 近年、日本人のたんぱく質摂取量は 過度のダイエットや偏食傾向の影響 で、激減しています。 1日あたりのたんぱく質摂取量でみる と、戦後(1950年代)と同水準まで落ち 込むほど、現代人はたんぱく質が不足 しています。 就寝中は筋肉の修復や疲労の回復が行われるため、たんぱく質が消費され ます。朝食は体を作るだけではなく、体を動かすエネルギーを補給する役割 もあります。忙しい朝でも手軽に摂取できるプロテインで朝食に不足しがち なたんぱく質を効率的に補給をしましょう。 寝ている間は成長ホル モンが分泌し、体が栄養 を取り込みやすい状態 になります。成長ホルモ ンもたんぱく質から作ら れているので、就寝する 30分~1時間前を目安 に摂取するのがおすすめ です。 トレーニング後の30~ 45分間は、プロテイン 摂取のゴールデンタイ ムといわれています。 この時間帯はトレーニン グで傷ついた筋組織の 修復や増強するべく栄養 素を必要するので、吸収 が高まるとされています。 プロテインは、まず続けることが大切。さらに飲むタイミングも意識すると効果的 に摂取できます。次回は「たんぱく質と運動」についてです。お楽しみに♪ まとめ 忙しい朝に 就寝前に 運動後45分以内に ※出典:厚生労働省「国民健康・栄養調査」 わかさプロアドバイザーへの ご相談はこちらから ! プロテインを飲むおすすめのタイミングは? 現在のたんぱく質摂取量は戦後と同じ… g 【日本人 1 人 1 日当たりのたんぱく質摂取量(総量) 年次推移】 1952年 1957年 1962年 1967年 1972年 1977年 1982年 1987年 1992年 1997年 2002年 2007年 2012年 2017年 50 55 60 65 70 75 80 85 90 戦後(1950年代) と同じくらい! 0120-132-110 受付時間 9:00~18:00(日祝除く) たんぱく質摂取量()
RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=