メノコトコラム
教えてブルーベリー博士
2021.01.13
世界のブルーベリーの代表的な品種と地域の特徴をご紹介

こんにちは。突然ですが、ブルーベリーは世界中に150種類以上もあるってご存じですか?ブルーベリーひとつとっても国や生育環境によって甘さや栄養価が異なります。今回は世界のブルーベリーについてご紹介いたします。
世界のブルーベリー

ブルーベリーは世界中で生産されており、地域によって品種や栄養、味などは地域によってさまざまで、知れば知るほど面白い果実なんです。世界中には150以上のブルーベリーの種類があり、大きく「野生種ブルーベリー」と「栽培種ブルーベリー」に分けられます。野生種ブルーベリーにはビルベリーやローブッシュブルーベリーが、栽培種ブルーベリーにはハイブッシュブルーベリーやラビットアイブルーベリーが分類されます。
また、世界では年間約95万トンも生産されています。そのうち、日本の生産量は全世界の0.3%(約2600トン)程度だといわれています。それだけ、世界中で人気のある果実とも言えるでしょう。
代表的なブルーベリー生産地域
今回は、わかさ生活から2020年12月より新発売した『ブルーベリーアイ小紫』にも含まれている世界のブルーベリーの中から、代表的な地域をピックアップしてご紹介します。
①北欧(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー)

北欧の森には「北欧産野生種ビルベリー」が自生しています。樹高は人のひざ丈くらい。一般栽培種のブルーベリーに比べて果実が一回り小さく、アントシアニンの量が約5倍※多く含まれており、実の紫色が濃いのが特徴です。北欧の国々(フィンランドやスウェーデン、ノルウェー)の森ではビルベリーが自生しているため、現地で暮らす人々は森に自由に入って採りたての果実をそのまま食べることもあり、パイやジュース、料理にも幅広く使用されています。
※果実100gあたり換算(わかさ生活「みらい研究所」調べ)
②北米(アメリカ、カナダ)

アメリカやカナダが位置する北米は、ブルーベリーの栽培量・消費量ともに世界トップクラス。北米のブルーベリーは人の手で栽培されている「栽培種ブルーベリー」と、種や苗で栽培できない「ワイルドブルーベリー」の大きく2種が収穫されます。ワイルドブルーベリーの樹高は北欧産同様、ひざ丈ほどです。過酷な環境下で育ったため、甘みと酸味があり健康成分も豊富に含まれています。生果実以外にも、冷凍果実や缶詰などの加工食品としても取り扱われています。
③日本

日本では、日本独特の気候に合うよう、その土地その土地に適した品種が北海道から九州まで広い地域で栽培されています。日本のブルーベリーは甘みと酸味のバランスが良い他、食物繊維が豊富に含まれているのが特徴で、ジャムやジュースなどの加工食品や、お菓子の材料として使用されています。
世界のブルーベリーの可能性
ブルーベリーは150以上の品種が存在し、世界中で栽培されています。それぞれが異なる水や土壌の中で育っているため栄養成分のバランスや量に違いが出ることが考えられます。そこで、わかさ生活では、世界中から厳選したブルーベリーを使用したエキス(ワールドブルーベリーエキス)を独自開発し、『ブルーベリーアイ 小紫』に100%※とじこめることに成功しました。
※ブルーベリーエキス中の100%使用
『ブルーベリーアイ 小紫』はこれからも「時代に合わせた配合」に進化を遂げてまいります。
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