メノコトコラム

教えてブルーベリー博士

2020.08.18

学習 コラム

ビルベリーの成分はひとみにいいの?健康効果について紹介

ビルベリー

夏が旬のブルーベリー。この時期、ブルーベリーを使ったケーキやスイーツなどがショーウインドウを鮮やかに彩っています。そのまま食べると甘みと酸味のバランスがなんとも美味しいブルーベリー。楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?

そんなブルーベリー同様、「ビルベリー」も今が旬です。しかしビルベリーは生の果実ではほとんど見かけることがありませんよね。実は、北欧特有の白夜という現象によって、ほかのベリー類とは比べ物にならないほど栄養を蓄えるのがビルベリーの特徴です。そして、まだ日本では栽培に成功していないようですが、ビルベリーが持つ健康効果については、日本でもいくつか研究されています。今日はビルベリーが目に対してどんな働きがあるのかを紹介します。

「ビルベリーの主な栄養素と効果」

北欧産野生種ビルベリーは一般栽培種のブルーベリーと比較して、約5倍のアントシアニンを含んでいるといわれています。

アントシアニンには、ものを見る時に必要なロドプシンという物質を助ける働きがあることが分かっています。目を酷使するとロドプシンの働きが低下し、しょぼしょぼしたり、ピントが合いづらくなったりと、見づらさを感じるといわれています。ロドプシンを助けるアントシアニンがたっぷり含まれるビルベリーを摂ることは、目の健康に役立つといえそうですね。

他にも、ビルベリーには、免疫機能や味覚に関わる亜鉛、脂質の代謝に関わるマンガンなどのミネラルも、ほかのベリー類に比べて群を抜いた量が含まれるようです。

「パソコン、スマホ作業後の目の疲れを抑える」

また、ビルベリーエキス160mgを28日間摂取した人に、パソコンなどの作業による、調節機能の低下や、疲労感、眼精疲労の自覚症状の軽減が見られたという報告があります。(※1)
携帯電話が、ガラケーからスマートフォンに変わり、画面を見る時間が増えたと感じている人も多いと思います。スマートフォンを長時間見た後にピントが合わない、しょぼしょぼするなど、目の疲れを感じたことはありませんか。そんな目の疲れにもビルベリーが働くのではないかと研究が行われています。

眼精疲労の自覚がある人に、ビルベリーエキス160mgを4週間摂取してもらい、スマートフォンでゲームを行ってもらった結果、ゲームの前後、休憩後に行ったアンケートでは、眼精疲労の改善が見られたそうです。(※2)

毎日のようにスマートフォンを使い、何時間も画面を見ている人も少なくないでしょう。もちろん、目を休ませることが疲労の回復には一番ですが、併せてビルベリーを摂ることで、効率よく疲労回復できるかもしれませんね。

「ブルーライトによるダメージを抑制」

パソコンやスマートフォンの画面から発生するブルーライトは、目の網膜や黄斑部にまで届き細胞にダメージを与え、目の疾患の原因に関係しているのではないかといわれています。このブルーライトによるダメージに対しても効果があるようなのです。

ビルベリーエキスを添加した細胞と、何も添加しない細胞にそれぞれブルーライトを照射したところ、ビルベリーエキスを添加した視細胞は、何も添加していない視細胞と比べて活性酸素や細胞のダメージが抑制される可能性が示されたといいます。(※3)

こうして様々な研究結果をもとに、多くの企業が、サプリメントの原材料としてビルベリーを使っていることからもわかるように、ビルベリーのアントシアニンには目によい働きがあるといえそうですね。

とはいえ、ビルベリーを生の果実で摂ることは難しいでしょう。サプリメントなどをうまく活用していただければと思います。

【参考文献】

この記事を書いた人(監修)

戸田 友里

わかさ生活プロアドバイザー
戸田 友里

2人の子どもを持つお母さん。
目のこと、健康のこと、栄養のことになるとつい時間を忘れてしまうとか。持ち前の好奇心と向上心から進んで読書やセミナーに参加し、常に新しい情報をアップデート中。

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